神奈川大学

工学部経営工学科

卒業後の進路

01

どうすれば効率が
上がるのか
シンプルな問いを
ひたむきに追求していく

山口 美幸Yamaguchi Miyuki 
2018年卒業 株式会社宇徳 勤務

学び実践

「無駄」の発見から導き出される
生産性の向上が、研究の醍醐味

学び実践

我が家はもともと効率を重んじる家庭でした。母からも小さい時から「なぜ同じものを取ってくるのになぜ何往復もするの。 1度に持ってくれば無駄がないのに」とよく言われてきました。進学を考えた時にそんな「効率」を学ぶ経営工学という学問があることを知って神奈川大学工学部経営工学科を選びました。 大学では情報数理システムを学ぶ石井研究室に所属。卒業研究ではVBAを使ったシミュレーションを繰り返しながら医薬品の供給能力について研究しました。 さまざまな前提条件でシミュレーションを考えていく過程も楽しかったです。無駄を発見し、新たな仕組みで生産性を上げていくこと。つまり効率を重視し最適化することを学びました。

創造挑戦

インフラの未来を見据え
どこまでも人々の当たり前を支える

創造挑戦

現在、横浜に本社がある総合物流の会社でIT関連の業務に携わっています。ITと一言で言っても仕事内容は多岐にわたり、システム導入時の方針決定や選定作業、予算管理、 さらには各部署からのシステム依頼の確認まで幅広く行っています。当社では港湾、物流、プラントの3事業を扱っていますが、どれも私たちの生活にとって欠かせないインフラです。 どの業務もストップすることは許されません。そのためにもすべてがスムーズに動くため、会社を維持するために欠かせない仕事だと自負しています。この仕事に求められることは、 「プロダクトライフサイクル」と「最適化」を意識すること。新しいサービスをはじめるときはもちろんですが、老朽化したものへの対応など、長期的な展開を意識することが大切です。 こうした視点は、大学時代にお世話になった石井研究室で培われたものです。経営工学というとモノづくりのイメージが強いですが、あらゆるビジネスに欠かせない学問だと思います。

在学中の思い出

大学では大学祭実行委員会に4年間所属していました。学部を越えたさまざまな学生や職員との折衝も多く、何かを実施する際の調整能力は今の仕事でも活かされていると思います。 各業務の繋がり、人と人との繋がりを大切にしています。