神奈川大学工学部経営工学科

教育

実験実習設備

経営工学科では様々な実験実習設備を用いて優れた品質管理、製品設計、工程管理、オンライン管理、スケジューリング、コスト低減などの各種の管理技術を学修します。

オルゴール生産ライン

実験実習設備

オルゴール生産ラインは、オルゴールを組み立てる生産ラインを大学内に再現したもので、ベルトコンベアを流れるパレットに載せられたオルゴール本体に音を鳴らすための振動板をねじ止めする作業が、各工程の連携で次々と行われます。 一部の工程が遅延の発生するボトルネック工程になると、オルゴールを生産する効率が低下してしまうことを学習することができます。

フリーフローライン

フリーフローライン

フリーフローラインは、4つの工程で3つのパーツを組み立てて、完成品を最終工程で別のラインに取り出す作業を行っています。各工程間のベルトコンベアが生産ラインの調整役となるバッファを兼ねていて、生産ラインを効率的に運用していることを理解できます。 各工程がバランスよく配置されているかを評価できるライン編成効率についても学習することができます。

工作機械

工作機械

機械加工はモノづくりの基本です。工作機械の操作の体験のあるとなしでは、モノづくりへの姿勢に大きな差がでてきます。自分の加工したものの精度を確かめ、モノをつくるとは、どのようなことなのかを認識して経営工学を学ぶのに活かしていきます。代表的な工作機械である旋盤、フライス盤など用いてワークを加工してモノづくりの体験をします。

自動倉庫

自動倉庫

自動倉庫は、物品の出し入れをコンピュータ制御で行う倉庫で、工場を含めた物流システムの主な要素の一つとなっています。実社会では、自動車から書籍まで広範な製品の格納に、また工場の工程間の在庫置場に自動倉庫が設置されています。この自動倉庫を用いて、生産工場や物流現場などの運営者や経営者として活躍できるように、物流・レイアウト・運搬に関する知識を身に付けるとともに、自動倉庫の基本機能や運用のアルゴリズムについても学習できます。

ピッキングロボット

ピッキングロボット

ピッキングロボットは、食品、医療器具、電子機器などの生産ラインに利用されていて、精密機械部品組立の自動化を実現可能な産業用ロボットです。ピッキングロボットシステムは、ベルトコンベアにてランダムな向きで流れてくる三角柱状の10個のパーツをロボットでピッキングし,高速で箱の中に向きを揃えて詰める作業を行うシステムです。この作業をビデオカメラで撮影して、ロボットがパーツを把持している時間や,ロボットがパーツを把持せず移動している時間、1個目のパーツを把持してから10個目のパーツを把持し終終わるまでの時間、その際のロボットの動作などを詳細に分析し、作業の効率化について学習できます。

遮音室

遮音室

音響的、空間的、視覚的、温熱的に外部環境から遮蔽される部屋で、さまざまな実験目的で使われます。3年次の実験では、騒音の測定と評価や、文書作成作業時の視環境と精神作業負担の関係の実測を行います。

遮音室は、グラスウール等の吸音材、防音扉、防音窓、防振構造により、63-4000Hzの周波数帯域で23-56db程度の遮音性能を備えています。また、空調・換気、調光、音響、インターホン・電気配線等の設備を備え、音環境・視環境・温熱環境といった環境要因や色々な実験条件をコントロールできる、多目的実験室として使われます。
3年次の実験実習・演習や卒業研究などで、人間工学、環境マネジメント、ヒューマンインターフェース、ユーザビリティ工学、労働安全衛生などの人間・環境系の授業科目と関わりが深いさまざまな実験、人間の生理・心理的特性や物理・心理的環境に関する測定と評価などを行うことができます。

ドライビングシミュレータ

ドライビングシミュレータ

ドライビングシミュレータは人間の身体・生理・認知特性を実験的に明らかにするための実験設備で、あらかじめ設定された運転シナリオあるいは自作したシナリオによって、実際に運転する際に起こりうる多様な交通状況を再現できます。

様々な道路・運転環境をドライビングシミュレータ内で再現し、環境が人間特性のどの部分にどのような影響を与え交通事故に至っているのか、また、その要因をどのように改善すれば事故を減らすことができるか等を実験でき、研究にも活用されています。

コンピュータ支援設計システム
(CAD、大判プリンタ、3Dプリンタ)

コンピュータ支援設計システム(CAD、大判プリンタ、3Dプリンタ)

コンピュータ支援設計システム(CAD、大判プリンタ、3Dプリンタ)

CADの授業では大学共用のPC演習室のPCにインストールされたSolidWorksが使用可能です。
本学科では、CADで作成した図面を印刷できるように大判プリンタも設置しています。また、2016年度内にCADで設計した部品や製品を容易に製作することができる3Dプリンタを本学科に導入する予定です。

ERPシステム

工作機械

工作機械

大手企業の4割が導入しているERP(Enterprise Resource Planning)システムを本学科でも導入し、実験実習や卒業研究で使用しています。

実験実習では、伝統的なMRP(Materials Requirements Planning)システムの生産管理の理論に加えて、ERPシステムを利用することで生産管理現場の実際(部品表・作業区・作業手順の作成、生産計画・日程計画の作成)を体験し、修得します。